甘い脂とやわらかな肉質を生むこだわりのストーリー
淡々と“あたりまえのおいしさ”に向き合う
四国デュロックファームがあるのは、高知県四万十町。養豚から加工までを一貫して行い、こだわりの「四万十ポーク」を生産している。二代目の代表である佐竹さんは、プライドを持ち実直に仕事と向き合うことで世界最高レベルの品評会でも認められているほか、地元雇用にもこだわり若い人の採用にも積極的だ。
「四万十ポーク」の特徴は、米類、麦類、芋類、大豆を独自配合した飼料に、地域の副産物を加えた循環型の生産を実践していること。加えて通常の豚の飼育期間より30日長い210日で出荷している。
今回は、「四万十ポーク」の魅力であるきめ細やかな肉質、深いうまみ、上品な甘い脂をつくりあげているこだわりに迫る。